こんにちは、よっしーです。
今回は、テニスを初めてチャレンジする人も、長年やっている人も押さえておきたい、テニスが早くうまくなるための基本的な考え方について解説していきたいと思います。
テニスの真髄
テニスは、エースで決まるポイントは2~3割しかなく、7~8割がミスによるものと言われています。
これは、プロでもアマチュアでも、変わらないそうです。
つまり、テニスの真髄と言えることは、ミスなく「1球でも多く相手のコートにボールを返すこと」
これに尽きるということでしょう。
テレビで繰り返し流されるプロの格好良いエースシーンは、とても憧れますし、テニスに取組むモチベーションにもなりますが、いざ試合となった時に相手に勝つためには、エースばかりを狙っていては自分のミスが増えて思うように勝つことはできません。
そのためには、まず自分からミスをしないことに尽きます。
ミスをしてしまう原因は大きく以下の2つがあります。
- ボールに追いつけない(追いつく時間がない)
- 準備する時間(余裕)がない
全てのボールに追いつき、しっかりとした準備をする時間があって、相手のコートにボールを返すことができれば、
テニスは負けない!というのがテニスの真髄なのです。
ミスをしないようになる練習
ミスをしない意識はウォーミングアップから
例:ミニテニス
3本つなげる。
1stタッチに集中する。
ボールは1個
どんな球でもとにかく返す
距離は遠くないからミスしないはず
自分がボールを拾った数=ミスをした数を数える
数は少しずつ減らすようにする
ミスをしたらなぜミスとしたかを考え、同じミスを繰り返さないようにする(2回連続アウト、2回連続ネット)
相手の時間を奪う
相手の時間の奪い方
① 準備する時間を与えない→追いつけないボールで触らせない。
例:左右に振って足が追いつかなくする、ドロップショット。
② 準備する時間を与えない→速いボールで対応できなくする。
例:ポーチボレーをボディーに打つ、至近距離でストレートアタック→弱点:反応されたらカウンターを喰らう。
ボールを狙う位置
テニスは、準備する時間を与えないために、相手が届かないボールを打つことが必要。
つまり、精度が高いボールを打つ必要がある。
精度が高いボールとは、ボラティリティが低い(=再現性が高い)ボールのこと。
これは練習をしてボラティリティを低くするしかない。
但し、ミスをしない前提で、ボラティリティが高い人と低い人が狙うべきボールの位置は以下の通りとなる。
【ボラティリティが低い人が左上コーナーを狙う場合】:ボール
:狙う範囲(狙う位置は狙う範囲の中心)
狙う範囲の中心を狙って打つと、狙う範囲内の何処かに落ちる。
精度が高い(ボラが低い)人は、狙う範囲の中心は、コートラインから少し内側であればコートに収まることになる。
【ボラティリティが高い人が左上コーナーを狙う場合】:ボール
:狙う範囲(狙う位置は狙う範囲の中心)
精度が低い(ボラが高い)人は、狙う範囲の中心は、コートラインからより内側にしないとコートに収まらないことになる。
レベルアップするため
レベルアップするためには、まず「現状を認識」することが必要
「今の自分」が分からなければ、何をどう改善したら良いかわからない。
現状から目を背けずに、勇気を持って受け入れよう
そして、記録を取ろう
勝負脳を鍛える
勝負脳とは「勝負に勝つための戦略を練る知能」のこと
強いイメージ記憶があれば、体は自動的に適切な動きへと調整してくれる
目的達成のために目標をイメージする
① 目的と目標をイメージする
② 目標達成の具体的方法を明らかにして実行する
③ 目的を達成するまで実行を中止しない
例)目的:試合に勝てるようになりたい
目標:安定したストロークを身につける
実行:腰の回転を使ったフォームを身につける
確かな1球
確かな1球とは以下の2つが揃ったもののこと
球を打った時の感覚 と
その球がどこに落ちたかという認識
この2つが揃った確かな1球を打って初めて上達する
まとめ
- テニスの真髄と言えることは、ミスなく「1球でも多く相手のコートにボールを返すこと」
- テニスのポイントが決まる大半がミスであること
- 普段から意識しながら、確かな1球を積み上げること
これらを意識してテニスをレベルアップしていきましょう!